コーチングを学ぶ

【ブログ】ゴール設定ができない人必見!want toのゴールの見つけ方 実践法

【ゴール設定ができない人必見!】want toのゴールの見つけ方 実践法

今回は質問に答えてみたいと思います。

「Want to のゴールが見つかりません。探そうとすると Want to ではなく Have to を感じるようになってきています。どうしたら良いでしょうか?」

Want to が見つからない理由

これは以前から割と多くある質問です。「Want to のゴールがなかなか見つからない。ゴールを見つけるワークをやっていると、ちょっと Have to を感じ始める」ということですね。

元々 Want to のゴールを見つけるワークなので楽しいはずだけれども、なかなか見つからないと自分にプレッシャーをかけてしまい、Have to を感じ始めると。

この場合は、「Have to を感じたらやらない」ということを決めることです。

Want to のゴールが見つからないというのは、コーチング理論を学んで、割と初期の段階でぶつかる壁の一つかと思います。

自分もそうですが、社会人になって、

「やりたいことは何ですか?」
「やりたいことを考えてみましょう。」

と聞かれたことってありますか?

キャリアで言えば、私は転職も結構繰り返して色々な企業で仕事をしていましたが、やりたいことは常に頭の中にイメージしているものの、なかなか仕事でそれを実現することはできませんでした。

そして上司から「やりたいことは何?」と質問されたことは、記憶の中ではないです。それが現実かと思います。

ということは、「やりたいことは何だ?」という質問は、脳が驚く可能性があるわけです。

子供の頃なら聞かれることはあったかもしれません。小学生の時「将来何になりたいの?」とか。

この間聞いて驚いたのですが、ある教育機関が中学生に「将来なりたい職業は?」というアンケートを取った結果、1位は「地方公務員」という結果だったそうです。

公務員じゃなくて地方公務員です。
地方公務員の方が待遇が良いというのは、おそらく、両親が子供たちに伝えたのかと思います。

もしくは先生がそう話したことが子供達に伝わってるのかもしれません。

誰か影響力のある人物、例えば YouTuberのような人がそういうことを言ったのかは分かりませんが、少なくとも子供たちが本音でやりたいことを考えて、ランキング1位が地方公務員ということはないと思います。

今で言うとYouTuber とかもあるかもしれませんが、女の子ならケーキ職人とかパティシエ、男の子だったらサッカー選手や野球選手というのが小学生の定番の夢かなと思います。

これが中学生くらいになると、考え方が結構大人になって現実的になってきたりします。

中学生になると、親に言われてること、家庭の中で両親の話を聞いて色々なことを考えたりするようになります。
そうなってくると、心の底から自分が何をやりたいのかをおそらく考えないようになってきてると。

現実的にみて、自分の成績だと、どういう高校や大学に行けるのかを判断したりします。
それで自分の未来を制限してしまうことが起きてくるのかなと思ったりします。

だからこそ、我々はコーチングを中学生高校生、学校の現場に無償で届ける活動してます。
コーチングをどんどん広げたいと思ってずっとやってきてるわけです。

ということで、子供も中・高校生くらいになると「やりたいことは何だろう?」というのを現実的に考え、本音で心の底からやりたいことは何かというのを考えなくなってきてると思います。

そして大人になり、社会人になると、目の前の仕事をつべこべ言わずにやればいいという風に言われて、ひたすら目の前の仕事をこなしていくようになる。

そんな中で、「未来のゴールは現状のコンフォートの外側に Want toで設定すること」と言われると、
「自分のWant toとか、やりたいことって何だろう?」と分からなくなり壁にぶつかるということだと思います。

やりたいことを見つけるための具体的な方法

ということで、やりたいことを考えることを我々は意外にやってきていないのです。

だからこそこれを考えるのは意味があることであり、なかなかwant toが出てこないのも普通だとお伝えしたいです。

諦めずに、 Want to のゴールを考え続けていただきたいと思います。

シンプルですが、やりたいこと、ワクワクすることは何?と自分に問いかけ続け、それを探すという楽しいワークをしてください。
楽しいワークなので焦らずやることがポイントです。

そして、見つからないと思ったら、「ワクワクする Want to のゴールを見つける」というゴールを設定してみる。

しかも、できるだけたくさん設定する。

仕事、キャリア、ファイナンスだけではなく、
健康、家族、趣味、社会貢献、生涯学習、
そういったありとあらゆる方面にゴールをたくさん設定する。

そしてそれは全て Want to 、心の底からやりたいと思うこと。
誰が止めてもやりたいというものを自分の中で探していく。

これがコーチング理論を学んで、そして実践する時の、エネルギーが出てくるポイントです。
頭で理解するのと、実践してみるのとでは、体感が全然違います。

その大きな柱の一つがまさに Want to のゴールを見つけた瞬間です。

これはスコトーマが外れる感覚もあるし、エフィカシーが急激に上がったり、ポジティブなエネルギーが出てきたりそういったポジティブな変化、体感が上がってくるはずなんです。

それをまだ体感できてないという方は、逆に言うと伸びしろがあるので、楽しみながら見つけていっていただきたいと思います。

やりたいことを見つけるヒント

書店での偶然の出会い

want toを見つけるヒントはたくさんあります。

今はネットでいくらでも情報の検索ができます。
ただ、特定のキーワード検索だと、ある程度限定された情報にしかアクセスができず偶然の出会いはありません。

そういった意味でおすすめなのは、大型書店に行き普段行かないエリアを回ってみることです。

自分が普段行かないエリアに行き、普段読まないカテゴリーの書籍を手に取って見ていただきたいと思います。

興味があったらちょっと覗いてみる。雑誌などは良いと思います。その中で、なんかワクワクしそうだと思うものがあればそれを手に取って覗いてみる。そんなにワクワクしなければ戻せばいい。それを繰り返すんですね。

大型書店は色々なカテゴリーの本があるので、普段なら絶対ここ行かないだろうなという所にあえて行ってみる。そして自分にとって興味がありそうなものを覗いてみる。

それを繰り返してると、この偶然の出会いから何かしら見つかる可能性があります。それをヒントに、またネットで検索するやり方もあると思います。

趣味を持つ人からヒントを得る

あとは知人からヒントを得ることもでいます。

何かの趣味にはまってる、こだわりを持ち趣味に時間とお金をかけてる知り合いがいたら、一緒に体感してみる。

例えば、ミュージカルをガンガン見に行くような知り合いがいて、自分はミュージカルに行ったことがないのであれば一緒に行ってみるとか。

釣りが趣味で、釣りのことを質問するとたくさん語ってくれるような友達がいれば、自分は全く釣りをやったことはない初心者だけども、一緒に釣りに行ってみるとか。

そういう Want to でいろんなことをやってる人の傍に行って、それを一緒に経験してみる、体感してみる。

それで自分にWant to の火がついたらそれをやればいいし、そうでなければやらなければいい。
Want to であればやり続ければいいし、Have to を少しでも感じたらやめればいい。

そのくらいの気軽さでやってみると良いと思います。

ということで「Want to のゴールがなかなか見つかりません」という悩みを持った方は、今日の話がヒントにしていただきたいと思います。
ぜひ楽しみながらも今後も探してみてください。

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