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【ブログ】激変がはじまると不思議と起きる出来事〜科学的な脳機能の話

激変がはじまると不思議と起きる出来事〜科学的な脳機能の話

今回は、激変が始まると起きる3つの出来事についてお話を聞いてみたいと思います。

実際は3つだけではなく、たくさんの出来事が起きますが、特に注意するべき3つのポイントについてお話します。

激変が始まると起きる3つの出来事と注意すべきポイント

科学的根拠のあるコーチング理論に基づいて解説します。既に激変とともに起きる出来事を知っている方にとっては再確認のポイントになるかもしれませんし、これから激変を起こしていく方には、事前に知っていた方がいいかと思います。また、最後には注意点についても解説しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

まず、激変が始まるということは、コーチング理論でいうと「コンフォートゾーン」が一気に移行するということになります。コンフォートゾーンが移行すると何が起きるのか。

現状の外側にゴールを設定し、そのゴールに向かって一気に進む時の感覚は、既に経験している方も多いと思います。

私自身、毎年のようにこの経験をしており、最近では多くのプロジェクトに関わる中で、激変を何度も体験しています。ジェットコースターに乗ったような、目が回るような状況も時折体感しています。これが自分にとっては当たり前であり、今ではそれが心地よいコンフォートゾーンになっています。

1. ドリームキラーが現れる

一気にコンフォートゾーンが移行する時に、当たり前のように起きること1つ目は、身近なところからドリームキラーが現れることです。

ドリームキラーとは、我々の夢をつぶす人のことです。現状の外側にゴールを設定し、それに向かって行動していると、ゴールを公言していなくても、その行動から周りの人に伝わってしまいます。すると、「それはやめとけ」と、足を引っ張ってくる人が現れます。これがドリームキラーです。

ドリームキラーは、本人のことを思って「あなたのためだからやめといた方がいいよ」と言ってくることが多いです。意外に近いところから突然現れてきます。

激変するということは、コンフォートゾーンが一気に移行することです。そのタイミングで周りの人が気づきます。「あれ、こんなことやってるの?」と。

そして、「そんな非常識なことはやめといた方が良い。あなたのためを思って言ってるんだ、痛い目を見るからやめといた方がいい」とドリームキラーが現れて、引き下げてくるのです。

最近、私もドリームキラーから引き下げられる経験をしました。

こういうことが起きるんだなと冷静に対処することができましたが、ドリームキラーになっている人は自分がそうなっていることに気づいていません。

さらに、感情をむき出しにしてくる場合もあるので、これが要注意といえば要注意です。

ただし、こちらは振り回されずにゴールに向かってアクションを取り続ける。

ドリームキラーが現れても、「自分の行動が周りの人のコンフォートゾーンを乱しているかもしれないな」と思うかもしれません。

ただ、自分がそのゴールを達成することで、より多くの人が幸せになるという抽象度の高いゴールを目指しているのであれば、ドリームキラーの話を聞く必要はありません。

止められても突き進むのみです。スルーしながら突き進んでいきましょう。

最終的には、現状の外側のゴールや抽象度の高いゴールを本気で追いかけていると、当初はドリームキラーとして反対していた人も、エフィカシーが高まり、抽象度が高まると味方になってくれる場合もあります。ですから、あまり気にしなくて良いと思います。

自分自身は、気にせず普通にコミュニケーションをとり、必要以上に付き合うこともありません。どんどん前に進んでいくことを心がけています。

苫米地博士からもそのように教わってきたので、ドリームキラーが出てきたら、「これは勲章だな」と思っています。

ゴールを達成するために取っているアクションに対して引き下げてくるということは、色々な成果が上がっていると言うふうに思ってもいいと思います。

2. 新しい人間関係が繋がる

2つ目は、前向きで建設的なポジティブな内容です。

新しい人間関係がどんどんつながるということです。

コンフォートゾーンが移行すると、新しい人間関係が生まれます。

自分自身も最近、紹介を受けて新しい方々と繋がることができました。もちろん、双方向でやり取りができる関係になっているので、こうやって新しい人間関係がつながるんだなと感じました。

皆さん素晴らしい方々ばかりなので、そういう方々と繋がると、新しいプロジェクトがどんどん立ち上がってくるのかなとワクワクします。

だから、コンフォートゾーンが移行するとき、激変が起きるときには、新しい出会いや人間関係がどんどんつながるということが起きてきます。

新しい人間関係がいきなりつながったり、素晴らしい方といきなり繋がったりしても、びっくりしたり戸惑ったりする必要はありません。

それがコンフォートゾーンが移行するということで理解しておけば良いと思います。これも事前に知っておくといいかなと思います。

3. 常識と非常識が入れ替わる

3つ目。3つだけではないのですが、敢えて3つに絞りました。この3つ目はとても重要です。

これが何かと言うと、これまでの常識が非常識になり、非常識が常識になってくることが起きてきます。

これは経験している方も多いと思いますが、コンフォートゾーンが移行するということは、ブリーフシステム(自分の中の信念のシステム)が変わるということです。

具体的には、重要性が変わるということです。

これまではこれを最優先にしていたけれども、激変が始まりコンフォートゾーンが移行すると、別のことが重要だと感じて優先順位が変わるようになります。

このように、自分の中にある重要性評価関数が書き変わると言えます。自分が信じてきたこだわりが変わったり、新しいこだわりができたりすることもあります。具体的には、時間の使い方や日常の過ごし方、生活習慣、お金の使い方が変わることが起きます。

これまで常識だったものが非常識に感じられたり、逆にこれまで非常識だと思ったことが当たり前になることを確認しつつ、元に戻さないようにすることがポイントです。

激変した時の注意すべきポイント


いくつか注意ポイントをお伝えします。下記3つは激変すると自然に起きることです。

・ドリームキラーが現れる
・新しい人間関係が繋がる
・これまでの常識が非常識に、非常識が常識になる

これらは、起きる前であれば不思議に感じるかもしれませんが、激変が起きると当たり前に感じられるようになります。

このような変化を感じたときに、「自分はそういうタイプではない」と現状に戻ってしまう人もいます。しかし、ブリーフシステムが書き変わったのであれば、元に戻さないことが重要です。

「こんな自分は自分らしくない」と感じて戻してしまうと、元のコンフォートゾーンに戻ってしまいます。変わることに対して積極的に受け入れることが大切です。

そして、どんどん変わっていることを自分で確認し、積極的に未来に向けてさらに先のゴールを設定して、それを通過点にしながら激変を仕掛けていくことがポイントです。

特に、ブリーフシステムがどんどん変わってくる中で、「自分はこんな自分ではなかった」と感じることがあります。

周りの人も「あなたはそんなタイプではなかった」と言ってくることがありますが、それに同意して元に戻してしまうと、延々と現状維持のサイクルから抜け出せなくなります。

この激変が始まるときに起きる3つのポイントを意識し、注意ポイントを押さえて、どんどん未来のゴールに向かって進んでいきましょう。

▼今回の内容は動画でも視聴できます▼

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