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【ブログ】100% Want to 実現のチェックポイント(用語解説:want to, have to)

100% Want to 実現のチェックポイント(用語解説:want to, have to)

今回の用語解説シリーズは、「Have to(しなくてはならないこと)、Want to(したいこと)」についてお話ししたいと思います。

ゴール設定の重要性と見直しのタイミング

まず大前提のゴール設定についてです。現状のコンフォートゾーンの外側に、高い高いところにゴールを設定するのですが、そのゴールは心の底からやりたいことであるということが大前提だとお話ししてきたと思います。

Want toであるということはとても重要です。やりたいことをやるということが、脳にとって高いパフォーマンスを発揮する状態を作り出すということなので、自分自身が意識してWant toのことをやる。Want toのことだけをやるというように、日常生活で気をつけてみていただきたいと思います。

万が一、たくさんのWant toのゴールを設定しているにもかかわらず、毎日Have toを感じるとか、「これをやらなきゃいけないんだ」とか、「〜しなくてはならない」などのセルフトークが出てきたら、もう一度そのゴールを見直してみるといいと思います。

ゴールは心の底からやりたいことです。

ゴール達成をした時に、自分の周りの人に「すごいすごい」と言われたり、評価されることを考えて設定しているゴールは、実はWant toのゴールではありません。それは他人の視点、他人の評価を気にしたゴール設定なので、無意識の中ではHave toを感じる可能性が高いです。

だから自分の心の底からやりたいこと、Want toのゴールを設定するには、きちんと自分の内面と向き合う必要があります。

他人の視点や他人の評価を気にするような価値基準でゴールを設定すると、実はHave toを感じてしまい、ゴールを設定したけれど全く動かないという状況にもなりかねないので、ここは要注意です。

無意識は嘘をつけないので、無意識レベルでHave toを感じるものは、やはり、やらないんですね。

私たちの脳はそのようにできているので、自分自身心の底からやりたいかどうか、自分の内面に向き合うことが大事です。

そして他人の評価に全く関係なく、本音でやりたいことなのかどうか

そういったゴール設定をしているかどうかを、きちんと見極めてみて下さい。

ゴールは各領域に設定する

しっかりとそれができた上で、たくさんのゴールをバランスホイール的に各領域に設定してください。

仕事・キャリア、ファイナンス、家族、健康、社会貢献、趣味、自己学習などにゴールをたくさん設定している中で、全てのゴールがWant toであれば、24時間365日Want toの中で生活することになっていきます。

そうすると、それぞれのゴールの優先順位にもよりますが、次から次へとゴールを達成していく、そしてゴールに向かう人生に切り替わっていくということです。

全てがWant toのゴールを追いかける日々なので、日常のそれぞれのタスク、活動がWant toになってくるということです。

ここをきちんと見極めて心の底からやりたいwant toのゴールかを確認してみることをおすすめしたいと思います。

Want toのゴールを設定すると、そのWant toのゴールに関係する情報だけが脳に届くように自分に仕向けていることになるので、Have toなことは一切入ってこないはずです。

万が一そこでHave toが入ってきたら、ゴールを見直す必要があります。

そして、ある意味強制するような人が自分の人間関係の中にいるとしたら、そこも見直していくことを中長期で考える必要があるかもしれません。

Want toが生み出すハイパフォーマンス

やはりやりたいことを仕事にすること。そしてやりたいことだけの日常にしていくことによって、自分の能力を徹底的に引き出していきましょう。

高いパフォーマンスを発揮するということは、自分の中にある潜在的な能力をどんどん引き出すことになります。

ぜひそのような日々を送れるように、このコーチング理論を活用していっていただきたいと思います。

やりたいことをやっていると、非常にパフォーマンスが高くなる。それは、集中力が高まっている状態です。他のことが気にならないくらい集中して、その時間当たりの生産性が一気に高まるということです。そして、やはりそうやって没頭している人には敵わないということがあります。

やりたいことに集中している時の状況からは次から次へとアイデアが出てきたりします。

例えば、何か資料を作るにしても、すごい勢いで作ることができるということです。結果として、これまで以上の短い時間で、これまで以上の高いパフォーマンス、成果を上げることができるということです。

そうなると次から次へと仕事が舞い込んできたりします。

例えば独立起業した人のところには、Want toで仕事をして高いパフォーマンスを発揮していれば、「またやってほしい」ということで次のオーダーも来るんです。リピートオーダーがどんどん来る、そういう状況にもなります。

会社に勤めている状況でも全く同じです。

自分がWant toでやる職種を選んで、しっかりそのWant toを発揮していけば、高いパフォーマンスで仕事をすることができます。そういう人は上司からの信頼も厚いでしょうし、どんどん出世することになると思います。

24時間365日Want toで生きる

ということで、24時間365日Want toにするということは、脳にとってとてつもなく良い状態を作ることになります。

そして自分のパフォーマンスが上がるということは、自分が所属している組織や社会全体に良い影響を与えることができるということです。

間違っても「9時から5時は仕事が辛いのHave toで、After 5がWant to」「週末はWant toだけど、月曜日から金曜日の仕事の間はHave to」ということにはならないようにしてください。

24時間365日Want toの環境を作ると、それが脳にとって、自分にとって、周りにとっても良いことであるということを確認して、ぜひそういうコンフォートゾーンを作っていただければと思います。

▼今回の内容は動画でも視聴できます▼

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