創造性を発揮しIQアップの習慣をつくる(用語解説:IQアップ)
今回の用語解説シリーズは、「IQアップ」です。
IQを高めるための秘訣、そういったマインドの使い方についてお話をしてみたいと思います。
IQアップは、多くの人が興味のある領域だと思います。
受験生とか、中学生、高校生をお持ちのお父さんお母さんも非常に関心の高いところじゃないかなと思います。
もちろん大人の方も、社会人の方も、全年齢層の方に読んでいただきたいと思います。
IQを高めるマインド
IQを高めるための方法について、は苫米地博士がIQアップをテーマにした書籍や、それに関連の書籍をたくさん書かれています。
私ももちろん全て読んでいますし、そこに書かれているワークはほとんど実践してきています。
このIQを一気に高めていくためのど真ん中である部分、基本中の基本の部分をしっかりと押さえておくことで、様々なワークの中から2〜3つぐらいを絞り込むだけでかなり高い効果が出ると思います。
ぜひそこを皆さん学んで実践していただきたいなと思っています。
IQを一気に高めるためのマインドの使い方ですが、これはもう言うまでもないことですが、やりたいことをやる、want toのことをやるということです。
やりたいことを見つけたら徹底的に深掘りしていくという習慣を身につけることです。
特に子供の頃は、何かに興味を持って調べ始めると一気に大人顔負けのところまで行く、「この子は天才だ」と言われるような能力を開花させる子供が時々メディアでも取り上げられることがあると思います。
あれは本人が普通にやっている感覚もあるかもしれませんし、お父さんお母さんがやりたいことを徹底的にさせる環境を作っているということもあると思います。
まずは、天才的な能力を引き出し、IQを高めていくためには、やりたいことを徹底的に追求できる環境を作ることが大切です。
強制ではなく自然な学びを促す環境を作る
自分自身でそういった環境を作ること、そしてもちろん家族に協力してもらうことです。
子供の中にある潜在的な眠った能力をどんどん開花させて、例えば勉強も成績を上げたいと考えているお父さんお母さんであれば、勉強しなさいとhave toを強制するのではありません。
勉強がしたくなる環境を作ってあげることに集中するべきです。
だいたい成績のいい子は、お父さんお母さんに勉強しなさいなんて一切言われたことがないという話を聞いたことがあると思います。
それは勉強することが当たり前の環境をお父さんお母さんが作っているということもあると思います。
一つポイントとなるならば、「宿題しなさい」や「勉強しなさい」という強制的な言葉を一切発しないことです。
お父さんお母さんができること、学校の先生がやるべきこととしては、have to(強制)はせず、本人のwant toについて徹底的に深掘りできる環境を作ってあげることです。
興味を共有することの大切さ
強制しないということは、コミュニケーションを取らないのが良いということではありません。
興味を持った領域に対しては一緒に大人も興味を持って、一緒に調べたり、必要であればその場所に行ってみるなどの行動を共にすることです。
例えば、
・子供が昆虫に興味があったら昆虫の種類を一緒に調べてあげる
・カブトムシが好きだったらカブトムシの種類を調べてあげる
・実際にカブトムシが獲れる森に一緒に行ってあげる
など、そういったことを大人も一緒に楽しみながらやることです。
want toというのは楽しいということです。楽しいからずっと集中することができる。
そういう状況を、子供の頃からマインドの使い方として習慣にしておくと、一つの領域で学ぶ脳ができれば、他の領域でも能力を開花させることができるようになります。
例えば、昆虫が好きで深掘りする子は、生物や理科という科目でテストの点数が上がるかもしれません。
その勉強の仕方やマインドの使い方が他の領域にも応用が効き、他の教科でも成績が良くなることがあります。
「得意」や「好き」の 領域を見つけることの重要性
まずは得意な領域や好きな領域を見つけ、得意な領域にしてあげることが重要です。
これは社会人も全く同じで、自分が何かに興味を持ったら徹底的に深掘りし、楽しみながら深掘りすることです。
勉強の感覚ではなく、楽しめることに集中することです。
まずは楽しめる自分がワントゥーである業界をしっかりと見極めてその上で企業を選んでいく。
もちろん企業の中には様々な職種があるので、その中でできるだけ自分がやりたい職種につけるように、会社の中でコミュニケーションを取っていくということだと思います。
社会人になれば、企業に勤めて配属された部署でその職種で必要な勉強をせざるを得ないこともあります。
資格を取らなきゃいけないとか、それをhave toでやってもなかなか成果は上がりません。
そこを興味を持って楽しめるかどうかが大事になります。まずは楽しめる、自分がwant toである業界かを見極め、その上で企業を選んでいくことが大切です。
まずは自分がやりたいことに集中し、徹底的に深掘りし、その知識やスキルを身につけられる環境を自分なりに作ることです。
稼げるとか収入が高いという感覚で職業を選ぶのではなく、自分がやりたいことを企業の中で実践していくことです。
キャリア設計の軸はwant to
就職を目指してる大学生や、その両親からのコーチング依頼も受けることがありますが、まず伝えるのは、お金が稼げるからとか、年収が高いからといった理由で仕事を選ばない方がいいということを一番最初に伝えています。
あとは自分がやりたいこと、興味を持っているものは何なのかということです。5年後・10年後、もしくは大学生であれば、 10年後・20年後・30年後…ずっと長い期間社会人としていろんな仕事をしていくわけです。
なので、途中で変わってもいわけですが、まずは今の20代前半の自分がどんな領域に興味を持り、何をやりたいのか、そこにしっかりと向き合って、それを実現できる企業や職種を選んでいくという考え方を大学生には伝えるようにしています。
もちろんこの会社や職種がいいよ、といういうコンテンツに関わることは、コーチは一切しないので、自分自身でゴールを見つけていけるようにアドバイスをすることに集中します。
コーチングを受けてくれた大学生、就職活動をしていた就活生、将来の進路に不安を持ってた大学生なども、そのような話を聞いてくれて、セッションを受けると皆が目が輝いていきます。
そして、やはり自分がやりたいことを見つける、もう一回自分のやりたいことを棚卸しをして、自分のやりたいことをベースに将来を設計してみると明るい笑顔になってセッション終わることが多いです。
その結果、後から連絡が来た時には、「新しい進路を自分で決めることができました。もう未来にワクワクしかありません。」というような感想も届いたりします。
これは社会人も同じで、30代や40代、場合によっては定年間近の方からの相談もありますが、未来に向けて何をやりたいか、自分は何をやったら楽しいかにフォーカスし、その上でキャリアを設計することが一つのヒントになるかと思います。
IQをアップさせるための実践
今回のテーマであるIQをアップさせるためには、好きなこと、want toのことに集中して取り組むことで、内面の能力が引き出されてくるということです。
そして知識やスキルがどんどん増えていくということです。そうするとその領域のスペシャリストになっていくことができ、どんどん抽象度が上がるということです。
知識というのは、検索してたくさんの本を読めばいいという感覚よりは、たくさんの概念を取り入れることです。
だから経験も必要かもしれないし、経験者に話を聞くことも必要かもしれないけれども、これもwant toならどんどん壁を乗り越えていくことができるはずです。
ぜひそういった感覚で、want toで好きなことをやってみてください。そうすることによってIQがどんどん高まってきます。
こういったことを、今一度、全年齢層に確認していただきたいと思います。今回は以上です。
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